スペシャライズドのフィッティング「Retül Fit」を受けましたのでそのレビューです。
サドルの高さの適正位置を知りたい、長距離乗っていると膝が痛くなるなどの悩みがあり、それを解決したかったためです。
Retül Fit
料金¥33,000(税込) 所要時間4時間前後
関節にセンサーをつけて自転車を漕ぎ、動きを計測します。
左右差や可動域、角度、クセなどを確認します。
サドル幅
坐骨の幅を測り坐骨がサドルから落ちない適切な幅のサドルがわかります。
適切な幅より広いと股関節の動きに干渉する感じがありました。
mimic165→romin155に変更
サドル高
サドル高は高めにしてペダリングに慣れたら、上級者はサドル高は低い方が平坦で重めのギアを踏む力をかけれるから良いとのこと。
サドル高は34mm下げました。
ハンドル幅、ステム長
肩幅に合わします。肩幅より広いと長距離時の負担が大きくなることやリーチが伸びるため、腕に必要以上に力が入り、腹圧も抜けやすくなるそうです。
sworksのエアロハンドルで360幅のものが無いため、ENVEにしました。
ステムとハンドルのリーチを足して145がベストだそうです。
ENVE SES AERO HANDLEBAR ハンドル幅350
ハンドルリーチ65→79
ステム長70
肘を90度に曲げたエアロフォームで2時間維持できるようにすること。
靴のクリート位置
レーブのメルトインソールが流行っているので、それに興味がありました。しかし、フィッターの方によると自分の足型で形を作ってしまうと、足のアーチの補正にならないということです。足裏全体で体をしっかり支えるには、アーチサポートがおすすめで、アーチが崩れている扁平足などであれば、アーチサポートでしっかりバランスを補正するのが良いとのことでした。アーチが崩れると、疲労・膝や腰の痛み・怪我のリスクが高まります。
左右の足の長さが違うのでクリートスペーサーを入れて高さを調整。
この左右差で足の痛みも出ているのではないかとのことでした。
ペダリング
時計の3時の位置からすり足で滑らすイメージで、引き足は使わないこと。
足の角度は地面と並行でずっと保つと良い。
フィッターからのアドバイス
右側股間節固い、外腿、膝上固いのでほぐすこと。
股関節が左側に捻れている。
足の長さを誤魔化すため左側が伸びる癖あり。
サドルの後ろに座りすぎる癖があるので注意。
お腹を膨らまして腹筋に力入れ腹圧をかけること。
バイクの基本情報
フレームサイズ49
12s新型アルテ8100
クランク長170 フロント34 リア34→クランク長165 フロント52/36 リア34
測定結果の詳細はPDFで頂けます。
以上スペシャライズド以外でもベックオンやIDMATCHなどフィッティングを行っているところがあります。ご参考になれば幸いです。
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