【女一人自転車旅】４日目185km（石川県小松➝新潟県糸魚川）　北アルプスの絶景に感動

大阪を出発してからすっかり遠くまで来て絶景に次ぐ絶景に感動します。がしかし、最後はトンネルトラップにひっかかることになります…。

月を見ながら出発

さて前回書いた通り、前日漫喫でだらだら過ごしたため、今日は気合いの３時起きで4時には出発します。

まだ月が出ています。月と山と川。
美しすぎて写真を100枚くらい撮りたかったですが、せっかく早く出発したので、先に進みます。

朝日が出てきました。

今日も北東方向に向かうので朝日で目を潰しの刑に遭いながら進みます。

目をやられながら金沢駅に到着です。

金沢通過〜 pic.twitter.com/idkZPoS9Z2

— あーちゃん🐤 (@ayasummer) May 5, 2021

金沢と言ったらなんといってもこの見事な鼓門の駅ですよね。
まさか自転車と一緒に写真に収める日が来るとは想像だにしていなかったです。
めだたんぼーを活用して写真を撮りまくり。

こどもの日が近いので至る所で鯉のぼりを見れました。

途中何度かサドルバッグが下がっていないか気になりましたがしっかり紐を引っ張ってタイヤとのクリアランスを確保。しっかり締めたらその後は問題ありませんでした。

そして北アルプスの山々が近づいてきて富山駅に到着です。

金沢までは自転車ではない普通の旅行で来たことがありましたが、富山以北は初到達です。
休憩の度に富山の名物は何かを調べ白えびが有名ということで、富山駅の白えび亭にやってきました。

美味しかったです。
富山は初めてなので他にも有名な観光所を検索します。
世界一の景観にも認定されたスタバがあるとテレビで見たことがあった富岩運河環水公園があるということで行ってみました。

白エビ刺身丼食べて、
富岩運河環水公園で休憩 pic.twitter.com/Vms31IPktd

— あーちゃん🐤 (@ayasummer) May 6, 2021

本当に綺麗ですね。
ここでもスタバで1日ゆっくり座ってられそうでしたが次へ進みます。
この山頂に雪が残ったアルプスの山々の景色がこの旅一番の私のお気に入りの景色でした。

ずっとこの景色を見ながら走れるのが気持ちよかったし、何度も立ち止まってしまいました。

蜃気楼ロードではおじいさんとお喋りしました。
70~80代くらいのおじいさんは地元の方ですが蜃気楼を人生で2回しか見たことないそうで。
なかなか見るの難しいのにしんきろうロードって名前なんですね。

琵琶湖を離れて日本海沿いに走っている間中、ほぼローディさんに会わず数人スライドしただけでした。
こんな遠いところまで来て知ってる人が一人もいないのに、ローディ同士挨拶しあえる人がいるの嬉しく感じました。（ちなみにいつも大阪でサイクリングしてる時は何とも思いません笑。）

海！山！海！山！の連続で、できるスポーツが選び放題だなと思いました。
北上するにしたがって、自分の中の都会レベルがどんどん下がっていくのを感じました。コンビニあったら都会！みたいな。

そしてとうとう新潟県入りです。

新潟に入ってこの旅一番の関門、それが初日の暗闇山道走行の次に「親不知」でした。
長いトンネルは一旦止まってGoogleMapで調べ旧道を走るようにしていました。が、なんとこのトンネルは回避できないではないですか。

しかも、トンネル内の歩道は工事で走れず、工事区間は一方方向のみの交互信号。しかも曲がりくねったワインディングロードで先が見通しにくいです。

交通整理の人がいない交互信号のため、赤信号で待っていた車に先に全て行ってもらってから最後尾を頑張って走りますが、いつ向こうの信号が青になるか不安と恐怖でいっぱいでした。なんとか信号の時間ぎりぎりで通過できましたが、冷や汗もんでした。

国道8号親不知のトンネルは歩道ないし、あるとこも通行止めで、まじでヤバい。二度と通りたくない。 pic.twitter.com/UURryYG1hp

— あーちゃん🐤 (@ayasummer) May 6, 2021

すっかり疲れたので今日もそろそろ夜ご飯にしましょう。
新潟まで来たことだしやっぱり海鮮ですよね。漁師直営魚祭で海鮮丼をいただきます。

どれだけ走っても食べられる強い胃袋には感謝です。

そして本日の宿はラブホテルです。
1日目がビジネスホテル、2－3日目が漫画喫茶だったので、違うパターンにしてみました。
部屋ごとに下が駐車場で階段を上がって上がお部屋というタイプなので自転車も安心です。

今夜もルーチンのウェアの手洗いを済ませ、明日のルート等を考えながら本日も終了です。
気がついたら昨日快活クラブで調べていた「金沢から帰るパターン」「富山から帰るパターン」を過ぎて新潟まで来ていました。
この旅の終わらせ方がわからないから、一生北上して走り続けれたらなという気持ちです。

5日目へつづく…

山の有無で進める距離がかなり異なるから注意が必要です。余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

サドルバッグとタイヤのクリアランス確保のポイントは、タイトに紐を締め付けること、重いものは先に詰め込む、バッグの底に中敷きを入れておくとさらによいですね。

・金沢駅
・白えび亭（富山）
・富岩運河環水公園
・漁師直営魚祭（新潟）