【ブルベ】初ブルベがまさかの超過酷ブルベ❄️⛄️ (BRM101近畿200㎞大阪 琵琶湖)

ブルベ
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ブルベ当日の様子です。私の今のレベルでも完走できそうだと思って選んだ初ブルベが過酷なブルベデビューとなりました。

当日の朝

ブルベ当日、緊張MAXです。
夜出発だったので昼間に仮眠を取り調整します。
何より心配なのが天気です。なんと降雪予報が出ています。

事務局の方も天候を直前まで見て道を確認し決行となりましたが、
滋賀の降雪のため朝出発に変更してもよいことになりました。
元々は深夜発初日の出を見るブルベでしたが、
初心者の私にとっては明るい中走れるならそれに越したことはないです。
基本暗闇走行は苦手です。

 

朝出発に変更しもう一度仮眠を取って、5時半にスタート地点のGrupettoに到着します。

出走前の装備チェックを受けいざ出陣です。

激しくなる雪

出発地の大阪は雪の気配がなかったので、楽観視していました。
しかし滋賀へ近づくに入れ激しくなる雪。。。

自転車旅の時にモンベルで購入したレインウェアを着ます。

コンビニ休憩

泣いてます。
プライベートのライドでは少しの雨の日でさえ自転車には乗りません。
それなのにこの大雪は何でしょう。
徒歩だったとしても家から一歩も出たくない、そんな日です。

大雪を前から浴び、轍間に積もった雪を車が除雪車のように撥ねるのを全部浴び、
消雪パイプから出る水を浴び、全身びしょぬれ。
お尻はふやけかけ、足の感覚はずっとないです。

ここまで来たら、いちいちなりふり構っていられません。
路面確認に集中して、前に進むのみです。
ブレーキは効きづらく慎重をきします。
体力というより神経をすり減らした修行でした。

ローソンのさつまいもが暖かく沁み入ります。

雪道を慎重に走行している分、それほど時間の余裕もありません。
補給が終わればすぐ出発です。

琵琶湖の雪景色は美しく、暖かい車から見ていたらさぞ幻想的だったでしょう。
しかし、今私は全身で冷たい空気を感じながら自転車に跨っています。
顔に突き刺さる冷気、冷え切ったお尻と足と手。
修行僧になった気持ちで走り続けます。

無事大阪に戻れるのか不安はありながらも必死にペダルを回すのみ。

今回単独参加でしたが、スタート地点でお話して二人の経験者の方とパックで走らせていただきました。
お二人がDNFをしないならきっと大丈夫なのか、ブルベってこんな過酷なものなのかと心の中で思いながらお二人に必死について走ります。

琵琶湖大橋まで戻ってきたら雪は無くなっており、ここからスピードアップします。

何しろこのブルベコースは前半平坦の1号線を通り、帰路は山間を通るからです。
雪がない道は走りやすく速度は上がっていましたが、疲れた足と神経で、坂道がこたえます。

最後のコンビニ休憩ポイントまで辿り着き、何とか制限時間内の完走目処が立ってきました。
あとは着実に帰るだけです。

最後の清滝峠を越える頃は日が沈みかけていました。

完走と雑煮

過酷でした。こんな過酷な体験、ブルベではなかったらできなかったです。
ゴール地点のgrupettoさんで振る舞われた豚汁が染み渡りました。
制限時間内ゴールできて本当に嬉しかったです。

所感

初日の出が見たいとか元旦だからではなく、
スタートが自走で行ける範囲&獲得少なく難易度が低いと思ったから申し込んだのに、
過酷ブルベの洗礼を受けることになりました。

ブルベ初心者の私のリサーチ不足でした。
ブルベデビューするなら気候のいい時期にするのがよいと学びました。

プライベートなら絶対走りに行かない日。
今日をもし朝からやり直せるならDNSします😇

初ブルベかつ単独参加で心細かったですが、パーティで走れてとても心強かったです。
あの雪世界に一人だったら辛かったと思います。
ありがとうございました。

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プロフィール
この記事を書いた人
a--chan

大阪のロードバイク女子です。2012年にロードバイクを購入しグルメや絶景を求めてサイクリングを楽しんでいます。大阪→新潟まで女一人自転車旅、ブルベ200完走、ハーフエベスティングを達成しました。

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