ブルベが終わって次の目標はハーフエベレスティングです。
エベレスティングとは?
ハーフエベレスティングに挑戦しました!
ライド結果は獲得標高4424m/距離100km/時間12hでした。
エベレスティングとは、
エベレスティングの基本コンセプトは実にシンプルで、バイクに乗り、累積標高がエベレストと同じ8,848mに達するまで坂の登り下りを繰り返すだけだ。しかし、現実を言えば、これはサイクリストの肉体と精神を限界まで追い込む無慈悲な耐久バトル…
本当に精神力が重要でした。
公式ルールは以下の通りです。
・ひとつの山(丘)の同じルートを使用すること
・下りも登りと同じルートを使用すること
・途中で睡眠を取らないこと
・食事・水分補給等の休憩時間は総合タイムに含むこと
・登りは毎回必ず頂上へ到達すること
・安全に下り、無事に自宅へ戻ること
・タイムリミットは無し
自転車旅でもブルベでも感じた自分の苦手分野のヒルクライム。
これを克服するためには山に登るしかない。
でも遠くの山で力尽きて帰ってこれなくなるのは嫌だ。
それなら近場でリピート練習すればいいんだと思ったのがきっかけです。生駒山脈のぶどう坂は標高300m程の優しめの坂で、
麓にはコンビニがあり、すぐに補給やトイレ休憩が可能なため、
ここをハーフエベレスティング挑戦の地とすることにしました。
(エベレスティングは厳しいので、その半分のハーフエベレスティングにしました。)
開始〜8本目 淡々と走る
今日は○ぶどう! pic.twitter.com/X7UncyZN7d
— あーちゃん🐤 (@ayasummer) January 30, 2022
【3本目】左膝に痛みが出ましたが、この回以降持ち直しました。
よくこの現象が起きますが、最初の方が体が硬いから徐々に慣れてくるのでしょうか。
【8本目まで】淡々とこなします。
冬は寒くて外で走る機会が少ないので、実走の喜びを噛み締めます。
この時点ではまだ毎回のラップタイムを気にする余裕がありました。
意外と飽きもなかったです。
9本目〜11本目 きつい
【9本目】獲得2500m辺りが急激にしんどくなり1番きつかったです。
【10本目】9本目がきつかったので、長めの休憩を取り好きなものを食べてメンタルを持ち直しました。
【11本目】あと何本で達成できるかばかり考え始めます。
実は何本登ればいいかを正確に計算していませんでした。
明確な数値目標設定にしてしまうと、
沢山登ったのに未達成みたいになるのが嫌なので、
登れたところまでで実績にして自分を褒めようと思っていました。
12本目〜14本目 帰りたい
-陽が落ちます-
【12本目】獲得3500mに達してゴールが近づいてきて希望が見えてきました。
もうラップタイムは見ずに、総上昇量だけを見てモチベーションを保ちました。
暗い中の走行は苦手ですが、あと数本は意地で登ります。
【13本目】「なんでこれがラストじゃないんだろう、もう帰りたい帰りたい帰りたい」
ダウンヒルの振動と寒さからか、腕が痺れています。
【14本目】「やっとラストか…。でももう帰りたい帰りたい帰りたい、
でもここで帰ったら二度とハーフエベレスティングなんかやりたくない、でも帰りたいー」
ハーフエベレスティング達成!
=ぶどう坂🍇×14本ぶどう様、セブン様
あざっしたぁー!!#ハーフエベレスティング pic.twitter.com/ISsS2qsSUD— あーちゃん🐤 (@ayasummer) January 30, 2022
所感
- ぶどう坂はカーブごとに景色が変わるから飽きはそれほどなかったです。
同じ峠でも十三峠などは似たような景色が続くので飽きそうかもしれないと思いました。
元気な状態で単調な時に飽きを感じるので、しんどい時は飽きを考える余裕もなかったです。 - 麓のコンビニには大変助けられました。
後半は1本登る毎に休憩していました。 - マイペースでゆっくり登ったため、足の疲労感はロングほどはなかったです。
風速7m向かい風アワイチをした時の方がきつかったです。
TSSもアワイチの方が1.3倍大きかったです。 - 音楽は聞きませんでした。
集中力が落ちてきても車の音に集中できるようにするためです。
疲れ過ぎたら音が逆に邪魔になりそうだったからもあります。 - 心拍何以下などでコントロールせず自分が感じる感覚で無理しないペースで登りました。
補給食は脂質のことは気にせず、自分が好きなものを食べていました。 - 長時間自転車に乗っていても食べているからか足攣りはしたことないですが、
最近はすぐ肉離れになってしまい困っています。
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